弁護士探しはここから!
弁護士を探す際に考えるべきことについて詳しく解説します。弁護士に相談をすることは敷居が高いと感じてしまう、どの弁護士に相談をすればいいのかよく分からない、等とお悩みの方は、弁護士を探す際に参考にしてみてください。
何を相談したいか
まずは相談したい内容について考えましょう。
相談分野の確定
夫婦で離婚の話が出ている、相続で親戚と揉めている、相手にお金の支払いを求めたい、交通事故や事件の被害に遭ってしまった、借金で困っている等、弁護士に相談をするといっても個人によって悩みの種類は様々であると思います。
同じように、弁護士によっても得意な分野があったり、反対に取り扱っていない分野があったりします。弁護士に相談をする以上はご自身がお悩みを抱えている分野に精通した弁護士に相談をすることが最大限の利益を得る結果につながります。
そのため、まずはご自身が相談したい分野を明確にし、その分野に精通している弁護士を探すことが弁護士探しの第一歩です。最近では、分野ごとに多数の弁護士の情報を提供しているインターネットサイトもありますので、これらを活用することでもご自身に合った弁護士を探すことができるようになっています。
事務所の場所
次に、相談をしようと考えている弁護士の事務所へのアクセスについて調べてみることも大切です。
最近ではオンラインでのやり取りのみで契約から弁護士としての活動完了までを完結している事務所もあります。ただ、契約の際には対面での契約書作成を必須としている事務所があったり、対面での打合せや書類のやりとりを行う必要があったりと、契約した弁護士の事務所を訪問する機会というものは意外と多いこともあります。
そのため、相談をする事務所が自宅から近かったり自宅からのアクセスが良好であることも弁護士を選ぶうえで考慮する事情になってきます。
弁護士を探す際には、事務所の最寄り駅へ自宅から公共交通機関で行きやすいか、自家用車を利用する場合は事務所の周辺に駐車場やコインパーキングがありるか等も事前に見てみることをおすすめします。
無料相談
ご自身の悩みに対応してくれそうな弁護士を見つけることができ、その弁護士が無料の法律相談を行っている場合には是非とも活用しましょう。
無料相談の重要性
無料相談を活用することは弁護士を選ぶうえで有用です。
ご自身の抱える悩みに精通する弁護士であっても個々の弁護士によって提案する解決策や方針には違いがあります。そのため、ご自身の希望に沿って活動をしてくれる弁護士を探すことが大切です。そこで、無料相談で具体的な事情を話したうえでその弁護士がどのような解決策や方針を提案してくれるか、それがご自身の希望に近いものであるか、等を無料相談で確認することができます。
また、弁護士は依頼者と共に問題の解決を目指していきます。そのため、自分と弁護士との間で信頼関係を築くことができるか、弁護士の性格や思考がご自身と上手く合致するか、ということは弁護士を選ぶうえで非常に大切になってきます。そのため、無料相談で実際にその弁護士と話をしてみて、その弁護士がどのような人物か、自分と上手くやっていけそうか、等を判断する上でも無料相談は有用です。
以上のように、無料相談で得られる情報は多いです。活用して自身にとってベストな弁護士を探してみましょう。
法律相談を実施する
ご自身が話を聞いてもらいたいと思う弁護士を見つけたら、実際に法律相談をしてもらいましょう。
事前の連絡
実際に弁護士に相談をする場合、いきなり事務所を訪れても不在であったり他の案件への対応中であったりでその場で相談を聞いてくれるということは基本的にありません。
また、弁護士によって、事前にある程度の聞き取りを行う場合や電話やオンラインでの相談という形を採っていたりと様々です。
そこで、まずは事務所へ電話やメールで連絡を入れて相談をしたいことを伝えましょう。その中で相談について説明があるはずですので、事務所ごとの対応に沿って、事情の説明や法律相談の日時の予約等を行いましょう。
相談内容をまとめておく
相談の予約をした場合、当日までにご自身の悩みが具体的にどのようなものか、その悩みに関しての時系列や資料はどのようになっているか等をご自身の中でまとめておくことをお勧めします。
そもそもとして何が原因でご自身が悩みを抱えてしまっているかが分からないという場合は別ですが、これまでの流れやご自身の求めるものが具体的であればあるほど弁護士としても適切かつ詳細な提案ができることが多いです。
また、無料相談の場合は時間の制限があることが多いので、最初にご自身の悩みを具体的かつ簡潔に弁護士に伝えることができれば無料相談の時間をより有効に使うことができます。
弁護士への依頼
法律相談を経て依頼したい弁護士が決まったら
依頼するための手続き
法律相談を経てご自身に合った弁護士が見つかったら、その弁護士に法律事務を委任することになります。
一般的には契約書や委任状を作成してもらい、それに署名・押印することで委任が完了しますが、弁護士によっては他に必要な手続を設けていることも多いので弁護士の指示に沿って手続きを進めることになります。
その際に疑問点等があれば遠慮なく弁護士に質問し、契約の内容や費用につてはしっかりと確認をしたうえで委任手続きを完了させましょう。
まとめ
以上が基本的な弁護士の探し方になります。
自分に合った弁護士を見つけることが最善の解決につながります。現代ではインターネット等で弁護士の情報を得ることが簡単になり、無料相談を実施している弁護士も多いので相談をする敷居も低くなってきていると思います。
自分一人で悩みを抱え込んでしまうのではなく、自分に合った弁護士を探して気軽に相談をしてみることで解決に向かうことは多いので、是非とも弁護士を活用してみてください。